【ただただ与える】
11月
10日
2013
「日、常に照らして、
自らその恩を知らず。
水、常に潤して、
自らの徳とせず」
=江戸時代後期の真言宗の僧侶・慈雲の言葉=
人様が喜ぶ事を我が喜びと感じる事が出来、
人に親切を尽す喜びを味わえる人は幸せですよね。
お金が儲かった時の嬉しさや、
自分の思いが通った時の喜びなどは、
スグに消えてしまい易いものですけれど、
人様の為や世の中の為の献身や、
親切から生まれた喜びは、
誰にも奪われない喜びですし、
自分自身が何ともいえない
温かい気持ちになるという見返りも、
神(天)からキチンと頂くのですから。
そればかりか、
人様にさせて頂いたそのような陰徳の積み重ねが結果、
子孫に家々の徳として残っていく事になるんですよね。