神保町九段下の美容室Berryの着付けに関するよくある質問と答え
着物の収納はどんな場所が最適ですか?
着物の収納はどんな場所が最適ですか?
保管する際、最も注意したいのが湿気です。
湿気は着物の仕立てを狂わせるだけでなく、
カビなどの原因にもなりますので
充分注意をして下さい。
ですから収納容器の中には必ず、
吸湿力のある防湿剤(シリカゲル等)を入れて下さい。
また防湿剤の他に防虫剤も入れて置くと
いいと思います。
(※シミ・箔変色の原因になるので
防虫剤は必ず1種類だけを使うようにして下さい!)。
その際、防湿剤・防虫剤ともに、
直接には着物・帯に触れない様に収納容器の四隅に
置いて下さい。
箔や刺繍のあるものには、
その部分に和紙や白地を当てて湿気の少ない
タンスの上段で保管するのが良いと思います。
梅雨明け後7月~8月の土用干し、
9月~10月の秋干し、
そして最も乾燥している1月~2月の
寒干しの時期の、
晴天が2~3日続いた後の空気が
乾燥した日に虫干しをお薦め致します。