祝!父親。
5月
5日
2007
3日前(5月2日)、
「何かの理由で中の子供が圧迫されていて、心音が異常に
低くなる状態が見つかりましたので、連休ですし、もう入院
してもらいます。」
そう突然のお医者さんの決定による強制入院。
「もうすぐ産まれるって事ですか?」
「んん~ん、ここ2~3日中にどうこうってことはありえませんねぇ~、、、。
その先はわかりませんが、、、。」
昨晩5月4日。
明け方6時ちょい前に入院中のカミさんから電話。
「陣痛が始まった、、、。」
!!!!!!!
話違くねぇ~?
言っても始まらないんで、、、、
急行。
昨日は朝10時半からお客様入っていた為、
10時まで4時間程付き添う。
ボクのオフクロにバトンタッチ。
「今日はもう予約取らないから18時過ぎには戻って来れる。」
「でも、出産には間に合いそうにないね。」
「んだな。着いたら「ご対面」って感じだろうね。」
仕事中、何の連絡もなし。
6時過ぎまた病院着。
「ほらほら!○○ちゃん!お父さんが帰って来たわよ!」
「お父さんの到着までこの子ずっと待ってくれてたんだから。」
「んじゃあバトンタッチ!」
「ほんとありがとね!」
「んじゃあお待たせ!産んでみましょうか?」
「う、、、うん。」
、、、、、、、、、、、。
、、、、、、、、産まれる気配、、、、ナッシング。
陣痛中、妊婦さんは腰がめちゃめちゃ痛いらしく、
付き添い中ずぅ~~っと力入れて両手で揉んであげるんです。
早朝から合わせて7時間は揉んでます。
、、、、、、限界です。
肩から先、指先までプルプル痙攣し始めました。
午後10時過ぎ、
出産経験豊富のオフクロ再び登場。
「あんた手ぇ~使う仕事だから、そろそろ揉むのも大変だと
思って戻って来たわよ!」
感激、、、、、(涙)。
「いいから替わって!ちょっと横になっときなさい。」
、、、、、って言われ、、、、、。
熟睡。(爆)
午前4時過ぎ起床、(遅!)
なんと!
姉貴も来てくれてて、カミさんの腰揉んでくれてました(泣)
午前4時半診察。
まだ。
午前5時半診察。
まだ。
この時点であまりにも先行き不透明なので、オヤジの様子を見にオフクロ一時帰宅。
「分娩室に移ったら電話頂戴ね!」
「わかった。」
午前6時。
最近は日の出の時刻も早くなってきてるのですね。
午前6時半診察。
「ほんとはあとちょっとなんだけど行ってみようか!
分娩室!」
「あ!ハイ!(^-^)」
立会いはしないので、ようやっと本人以外は解放。
ボクも姉貴も、もうぐったり、、、。(苦笑)
「そうそう!オフクロに電話っと、、、。」
外行って電話して戻ること、、、たった2~3分。
「そうそう!もうちょっともうちょっと!」
「力まないで!」
「出てる!出てる!」
「オ!オッギャア~!!!!!オギャア~!!!!」
なんと分娩室入って僅か10分弱。
「もしもし?オフクロ?」
「なに!また何かあったの!!!」
「産まれた。」
「へ?」
「産まれたみたい、もう。」
「は?今さっき入ったって電話してきたじゃない!」
「だから、入ってすぐ出た。」
「え!えぇ~!!!もう!!!」
「ちょっと待って。まだ朝ごはんも何も作れてないから。」
さすが、我が子。
「決めるまでは時間がかかるが、
決めてからの行動は早い!」(激苦笑)
ところで、、、、。
ボク達は性別聞かなかったんです、あえて。
9年も待ちましたからねぇ~。
「男の子」か「女の子」かなんて事、
産まれるまで楽しみに待つ位、「たいした事ない」です。
「お父さん(^-^)はぁ~いお待たせしました、
これがあなたのお子さんですよぉ~!(^-^)」
「おぉ(^-^)、んでどっちです?
男の子?女の子?」
「男の子です。」
おぉ!(^-^)我が「息子」よ。
「よく頑張ったな。」
そう声をかけたら、産まれてから今まで
オギャ~オギャ~ずぅ~っと泣いてたのを
「ピタッ」と止め、
ジィ~~~~~っとボクの顔を見るんです。
(もちろんまだ目は見えないんですが、、、)
腹の中で聞いてた声だからでしょう。
だまったまんま、、、、
ただ、
ジィ~~~~~っと見てるんです。
ボクには、
確かに、
「これからよろしくおねがいします。」
そう伝えているように感じました。