神保町九段下の美容室Berryの頭皮・毛髪に関するよくある質問と答え
最近、抜け毛が気になります。
1日何本ぐらい抜け落ちても大丈夫なの?
最近、抜け毛が気になります。
1日何本ぐらい抜け落ちても大丈夫なの?
人の髪の毛は約10万本あると言われており、
髪の毛には毛髪サイクルがあり、成長期、退行期、休止期という様に、
新しく成長する毛、成長が止まる毛、抜け落ちる毛が混在しています。
毛髪サイクルから考えると1日50~100本抜けても問題ありません。
ですからこの範囲なら心配なさらなくていいと思います。
毎日シャンプーなさらない方ですと、抜け落ちた毛が
途中で引っかかって、ブラッシングやシャンプー時、
または朝起きた時の枕の上などを見て一気に抜けたと
錯覚なさるのだと思います。
抜け毛は体調や季節、生活環境にも大きく左右されます。
その他、女性は産後にかなり抜ける時期があります。
あまり多く、長く続く様であれば注意する必要は御座いますし、
心配な方は一度頭皮のチェックをされてはいかがでしょうか。
ちなみに、
抜け毛が気になってシャンプーを控える方がいらっしゃいますが、
逆効果ですからキチンとシャンプーはなさり、
頭皮を清潔に保つ様心掛けられるといいと思います。
ここに正しい洗髪の方法を説明しておきますので、
是非、参考になさって下さい。
シャンプー前洗い
ぬるま湯のシャワーで髪全体を十分に洗い流します。
その際、ただ髪を濡らすだけでなく、洗髪の全工程を10としますと、
このシャンプー前洗いが4、シャンプー2、すすぎの行程が4に
なる位にこのシャンプー前洗いとは重要な作業になります。
髪の長さによって違いますが、
シャンプー前洗いの時間は約3~5分間は掛けて下さい。
この工程で髪に付いている埃や皮脂などの7~8割が落ちます。
油ものを食べ終わった後、食器をお湯に浸けて置くと
汚れが落ち易くなるのと同じ理屈です。
更にシャンプー前洗いの前に浴槽に入っておけば、
頭皮が発汗し毛穴の汚れを落とす効果も高まります。
シャンプー
髪の長さにもよりますが、
シャンプーの量は基本的にワンプッシュです。
両手を使い良く泡立て、髪全体に塗布して下さい。
シャンプーで一番洗わなくてはならないのは頭皮です。
両手の指の腹を使いながら、
頭皮をマッサージするように毛穴に詰まった汚れや
皮脂を落として下さい。
前頭部から頭頂部へ、後頭部から頭頂部へ、
側頭部から頭頂部へと生え際から頭頂部に向かって、
毛髪の流れに逆らうように洗うのが原則です。
気持ち良いと感じる強さで洗って下さい。
たとえ痒みがあっても爪を立てて洗ってはいけません。
頭皮を痛めてしまうと、乾燥したフケの原因になります。
すすぎ
すすぎの行程も大変重要です。
すすぎを疎かにしてしまい、シャンプー剤を頭皮や毛穴に
残してしまうと、発毛の妨げになってしまう場合も御座います。
髪の根元に指を入れて、シャンプーの時と同じように
指の腹で頭皮を洗って下さい。
すすぎの時間も出来れば約3~5分間掛けて下さい。
シャンプーのヌルつきが無くなるまでしっかり洗い流して下さい。
しっかりすすぎを行うことで、毛髪だけで無く、毛穴も綺麗になります。
コンディショナー(トリートメントも含む)
コンディショナーは、
シャンプーだけでは軋んでしまう方や髪にダメージのある方、
顎の線よりも髪の毛が長い方以外はあまり必要は無いですから、
男性の方はしなくてもいいかも知れません。
頭皮を洗う為のシャンプーとは違って、
コンディショナーの目的はあくまで毛髪をケアする為のものだからです。
コンディショナーを使用する際は、
頭皮に直接付いてしまわない様に注意し、毛先にだけ塗布して下さい。
そしてコンディショナーが頭皮に流れて付かない様にすすいで下さい。
乾かす
濡れている髪は痛み易く、摩擦や刺激に弱い状態ですから、
タオルドライはゴシゴシと拭かずに、
優しく髪を押さえる感じで水分を拭き取って下さい。
しっかりタオルドライした後にドライヤーで乾かしますが、
ドライヤーで頭皮の水分をしっかりと乾かして下さい。
生乾きの状態は雑菌が繁殖するなど、頭皮にダメージを与える
可能性が御座いますので完全に頭皮を乾かして下さい。
強めの温風で素早く乾かすのが良く、
一点に集中して当てるのではなく、
小刻みに動かしながら乾かすと髪が傷まずに済みます。