【食べ物を味わう】
3月
15日
2010
「心焉(ここ)に在らざれば、
視れども見えず、
聴けども聞こえず、
食らえども其の味を知らず」
=中国の思想書・大学の一節=
食べ物を食べる時は、
「ただ食欲を満たすだけ」
のように食べてみたり、
「コレは美味いがさっきのは不味かった」などと、
不足に思いながら食べるのは明らかに間違いですよね。
食べ物を作ってくれた相手は、
それこそ誠を込めて作って下さったのですから、
こちらも食べ物の味を味わって誠を込めて食べたなら、
どんな食べ物でも、
その物の本来の味が分かり、
必ず美味しく頂けると思うのですが。