【病がありがたいのは】
4月
26日
2014
「病むことにより、
今までよく知らなかった自己がわかり、
他人の問題が理解でき、
思いやりの心が養われる。」=医学博士・日野原重明氏=
<『いのちの言葉』春秋社>
小さな病から大病が発見され、
命を救われるという場合も御座いますが、
病や災いを「ありがたいと感謝する事」
が出来たら素晴らしい理由と致しまして、
病になる事で、
病む人の心を理解する事が出来、
「病苦」や「災難」などを通して、
自分の表現が
自分の為だけではなく、
周囲の方々のお役に立っているかどうか、
を省みるよい機会になれる点ではないでしょうか。
勿論、大前提として、
常日頃、養生を心掛けて、
病気にならない方がいいのは
言うまでもありませんけどね。