【勉という文字】
7月
18日
2018
「勉、つとめるというのは、
自己の力を出し尽し、目的を達成するまでは
どこまでも続けるという意味合いを含んだ文字である。」=幕末の志士・橋本左内=
<橋本左内(伴五十嗣郎・全訳註)『啓発録』講談社>
もし物事に失敗してしまった時には、
自分の最初の目的は何だったかを振り返って、
初心に立ち返ってみませんか。
逆説的にはなりますが、
目的達成を叶える為には、
結果のみに囚われ過ぎてしまうと、
いつの間にか本来の目的を忘れてしまい、
不足を思ったり腹を立てたりしてしまって、
失敗を招いたりするものです。
達成へのあくまでの執念と、
囚われ過ぎて初心を忘れてしまう事との、
バランスが大切ではないでしょうか。