【批評はしたいものらしい】
4月
19日
2011
「陰口きくのはたのしいものだ。
人の噂が出ると、
話ははずむものである。
みんな
知らず知らずに
鬼になる。
よほど、批評はしたいものらしい」
＝評論家・故小林秀雄氏の記す
「批評家失格<'30/11発表(新潮)>」の一節＝
噂話の好きな人達が集まると、
大抵は人の悪口に発展するものですよね。
そんな中に自分がたまたま居ただけなのに、
「あなたも悪口を言っていた。」
となったりもしますから、
そのような場所や噂話には、
「入らない」「しない」
心掛けが賢明というものではないでしょうか。
