【良いものは良い】
6月
4日
2013
「文章が要領を得てよく整っています。
敬服しました。
ああいうものをこれから
ニ、三十並べて御覧なさい。
文壇で類のない作家になれます。」
=夏目漱石が芥川龍之介へ宛てた手紙の一節=
<三好行雄編『漱石書簡集』岩波書店>
このことは特に目下(部下)に対して、
非常に大切な心掛けではないでしょうか。
相手の言う事・する事を、
否定・非難ばかりしていれば、
相手は徐々に意欲を失ってしまいますよね。
相手の思いをまずはキチンと聞き(受け)入れて、
褒める(学ぶ)べき所は褒めて(賞賛して)、
相手に意欲を持ち続けさせてあげる事が、
人生の先輩として大切な姿勢ではないでしょうか。