【小損を重んじる】
6月
28日
2013
「君子は小損を重んじ、
細行を矜(つつし)み、
微へい防ぐ」
(小事を侮ると大事も失敗する)
=中国明代の儒者・呂新吾の
著書「しん吟語」の一節より=
<守屋洋『中国古典「一日一話」』三笠書房>
些細な仕事を、
丁寧に誠を込めて取り組める人は、
大抵は大事も立派に成し遂げる人です。
些細な事だとしても、
「これぐらい」などと決して思わないで、
誠を込めて物事に取り組む姿勢が、
大切ではないでしょうか。
誠を込めた対象にのみ、
深い味わいを見い出すことが出来、
幸福感が生まれるのですから。