ありがとうミハエル・シューマッハ!
9月
11日
2006
フェラーリのミハエル・シューマッハが、2006年F1世界選手権シーズン終了を限りにレース活動からの引退を発表しました。
F1のありとあらゆる記録を塗り替えてきたシューマッハが、選手権の行方にかかわらず、F1を去ることになりました。
F1デビューから積み上げたポイントは1,354ポイント。うちフェラーリでは1,051ポイントをマークしてます。いずれも、古今東西、いかなるドライバーも成し遂げなかった数字です。
セナ亡き後のF1を彼が支えて来たといっても過言ではないでしょう。
ボク自身はもっともっと見ていたいのですが、これも時代の流れなんですね。
ちなみに昨日は優勝です。
まだまだ余力を残しての引退。彼なりの美学なのでしょう。
残りもあとわずか、最後はドライバーポイントをも奪回して
有終の美で締めくくってもらいたいです。
以下、引退発表での彼のコメントを付けておきます。
彼の思い、愛情を感じさせる素晴らしいコメントです!
「僕がどれだけモータースポーツを愛しているか、モータースポーツが、どれだけのものを僕にもたらしてくれたか、どれだけ語っても、語り尽くすことはできない。カート時代からF1に至るまで経験してきたことを、僕は決して忘れない。そのすべてに、心から感謝の念をささげる」
「これまで、僕と共に戦ってきたみんな、僕を支えてくれた人たち、幼少から僕に影響を与えてくれたすべての人たちに、お礼を申し上げたい。そして何より、妻のコリーナとふたりの子供たちに感謝する。家族の存在こそが、僕の力の源だった。これまでF1で過ごしてきた年月、中でもスクーデリアの仲間たちとの時間は、言葉に言い表せないほどだ。これからもフェラーリの一員であり続けるが、僕の将来は家族のためにある。しかし今は、今年の選手権が僕のすべてだ」