漫画家サトウサンペイさん死去、91歳
8月
6日
2021
漫画家サトウサンペイさん死去、91歳 「フジ三太郎」
朝日新聞に26年以上にわたって連載した漫画「フジ三太郎」で広く親しまれた漫画家のサトウサンペイ(さとう・さんぺい、本名・佐藤幸一=さとう・ゆきかず)さんが、7月31日、誤嚥(ごえん)性肺炎で死去した。91歳だった。葬儀は近親者で営んだ。
1929年、名古屋市で生まれ、大阪で育つ。京都工業専門学校(現・京都工芸繊維大)を卒業後、50年に入社した大阪の大丸百貨店の宣伝部に勤務しながら、新大阪新聞の連載でデビュー。57年退社後、61年に上京し「アサカゼ君」「ランチ君」をヒットさせた。
65年4月、朝日新聞夕刊で「フジ三太郎」を開始。家庭ものが主流だった新聞漫画の世界に、サラリーマンが主人公という新境地を開いた。79年1月から朝刊に移り、91年9月30日に終了するまで26年6カ月、8168回の連載を続けた。高度成長からバブルまでの世相を、ジャーナリスティックな視線とカラッとしたユーモアで描いた。
連載終了後も漫画やエッセーなどで活躍を続けた。66年に文春漫画賞、97年紫綬褒章、2017年日本漫画家協会賞特別賞。
最終更新:8/6(金) 7:34
朝日新聞デジタル
実家が家族経営の自営業でしたから、
サトウサンペイ先生の「フジ三太郎」を読んで、
「世の中のサラリーマンってこんな感じなのかぁ~。大変だなぁ~。」
って社会勉強してたっけ。
子供だった当時には分からない内容も勿論ありましたが、
上司、同僚、部下との関係や社会情勢、
子供にはちゃっとどころかだいぶ刺激的なエッチな内容。
新聞を読むという事自体精一杯背伸びしてたので、
テレビ欄と「フジ三太郎」が僕にとって、
新聞を見る唯一の喜びでしたね。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
店主