告別式
1月
7日
2008
今朝行って参りました。
ボクのお店を開店当初から御贔屓にして下さっていた、
と言うより、20数年来のご近所さんで、
ウチの家族全員がお世話になっていた女性です。
表参道では無く、
この神保町、九段下という場所で始めた当初は、
「本当にこんな場所で良かったのか?」
「単なる自分勝手な妄想にお客様が応援して下さるのか?」
などなど、不安が次から次から襲ってきて、
そりゃあもう精神的に潰れてしまいそうな状態でした。
そんな時に、
ボクの母からお店の事を聞いてすぐに来て下さったんです。
「美容室が無くって困っていたのよ!」
「マンツーマンって本当にうれしい!」
「本当にこの場所にお店を開いてくれてうれしい!」
毎回来て下さる度におっしゃって下さる言葉に、
どれだけの、「勇気」や、「安心」「元気」を頂いた事でしょう。
しかし、オープンして半年程経って、彼女をよく知る方から聞いたんです。
「彼女、ものすごい「人見知り」なんです。」と、
「人に触られるのがとにかく「大嫌い」なんです。」と、
「だからその両方共しなくちゃいけない美容室はなるべく行きたくない、
って昔からあんまり美容室には行かない人なんだ。」と、、、、、。
「ボクの為に無理して来てくれてたんだ、、、、。」
「ボクを励ます為に、、、、。」
それから今まで、
「毎月」「毎月」。
毎回次回の予約まで入れて応援して下さった彼女。
「人見知り」で「人に触れられるのが大嫌い」な彼女が、
ようやく、
「あなたに触られるのは、大丈夫になってきたわ(^-^)。」
そうニッコリ笑ってくれたのはホンの2~3回前の事でした。
12月29日にボク髪の毛をやったんです、普通に。
ようやくボクと話しをしてくれるようになったのに。
「これからバンバン旅行もして老後をエンジョイするわ!」
そうホンの1週間ぐらい前に言ってたじゃないですか。
「母親の面倒もこれからはゆっくり看れるわ。」って。
お別れってイヤですね、、、、。
悲しいのは苦手です。
って、彼女を困らせてはいけませんね。
「本当に本当に本当にありがとうございました!」
「本当に本当に本当に大好きです!」
「あなたに出会えて本当に本当に本当に良かったです!」