マックス・ラーベ&パラスト・オーケストラについて語ろうじゃないか。
4月
23日
2009
ボクが愛して已まないアーティスト。
そう彼ら!
マックス・ラーベ
&パラスト・オーケストラ
(Max Raabe & the Palast Orchester)
日本ではまだ知らない方も多いのではないかと思いますが、
彼ら
マックス・ラーべとパラスト・オ ーケストラ
(Max Raabe & the Palast Orchester)
は、ドイツ国内では非常にメジャーなアーティストです。
DVDでしか拝見した事は御座いませんが、
舞台の彼(マックス・ラーベ氏)は、
ポマードで撫で付けたオールバックの髪形と燕尾服、
直立不動の姿勢で決して感情を表しません。
(インタビュー記事を読んでみたら、
「曲の持つ力で感情を表現する事が出来るから。」
という理由らしいです。)
その彼がスペシャルな12人のバンドを従えて、
艶やかなバリトンで歌い上げるのは、
ナチスドイツに「退廃芸術」の烙印を押され、禁止された、
(これらは詞などの中味が問題だったわけではなく、
作詞家・作曲家がユダヤ人だったが故だそうです。
彼(マックス・ラーベ氏)は、
これらの歌を歌うときには必ず、
作った人の名前を読み上げているのですが、
それには葬り去られようとした
それらの人々の名を再び蘇らせたい。
そして弾圧を受けた作曲家たちへ、
ドイツ国民として償いをしたい。
という気持ちを込められているとの事です。)
1920年代~30年代初頭の流行歌や風刺小唄のカバーの数々です。
彼らが当時のままに演奏を始めれば、
会場は光り輝く華やかし頃の20年代へと、
途端にタイムスリップさせてしまいます。
文章だけをいくら綴ってみたところで、
読んで下さっている方々も理解出来ない事でしょう。
彼らのホームページには、
視聴出来るページが御座いますので、
こちらにご紹介させて頂きます。
(ここをクイックし、上の画面と同じページが出ますので、
右にあるリストから視聴してみて下さい。)
いいでしょ!いいでしょ!
(^-^)(^-^)(^-^)
ボクがこのお店を始めた頃、
内装をこんな感じにしたものですから、
なかなかお店に流すBGMに困っていたんです。
そんな時、ふと深夜ぼぉ~っと見ていたテレビで、
彼らの事が紹介されていたんです!
(あとで分かったのですが、
イッセー尾形さんが彼らの日本公演を実現させたそうです。
多分、その公演の為のプロモーションの一環の
番組だったのでしょう。)
一目惚れならぬ、
「一聴惚れ」でしたね。(^-^)
その後、彼らのアルバム集めが始まりました。
が!
なにしろ売って無い!
アマゾンには、商品がずらっと出てくるのですが、
そのほとんどは、
「在庫切れ;商品が入荷次第配送します」
んで、一応そのアルバムを入荷待ちとして購入してみます。
1カ月経ち、、、、
2カ月経ち、、、、、、、
3か月しない頃には、大抵。
「申し訳御座いません、入荷のメドが立ちませんので、
こちらから1度キャンセルとさせて頂きました。」
、、、、、、、、、、、、、。(号泣)
そんなこんなで2年以上、、、、。
なんと!
十何年来の女性のお客様なのですが、
(彼女はイタリアと日本の血を受け継いでおられます。)
何しろ語学がご堪能どころじゃ御座いません!
たまたま話の途中、彼らの話になり、
彼女に日本のサイトからでは手に入らない事を伝えると、
「私が何とか
やってみましょう。」
それからがスゴイ!
何とかどころではなく、
彼らのアルバムを僅か1枚だけ残し、
他全てをお店に届く様に手配して下さったんです!!!!
(^-^)(^-^)(^-^)(^-^)(^-^)
最近お越し下さったお客様は
ピィ~ン
と来たかもしれませんね!(^-^)
そうです!
ここんとこ掛けっ放しです!